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キャリア・教育 #新・出世の条件

ロフト エース社員はココが違う(3)

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うつを克服して管理職復帰店長になり意識が変わった

国内で108店を展開する、セブン&アイ・ホールディングス傘下の雑貨専門店「ロフト」。昨年9月、石川県初出店となる金沢ロフトの店長に就いたのがパートタイム社員出身の中村絵梨香氏だ。

(撮影:梅谷秀司)

ロフトと接点を持ったのは1998年。当時は就職氷河期の真っただ中で、短大生だった中村氏はゼミと卒業論文に集中するため、就職活動に見切りをつけていた。転機は何げなく足を運んだ講演会だった。登壇したのがロフトの初代社長である安森健氏。「講演を聴いて、男女関係なく活躍でき、新しいものに挑戦する風土を感じた」(中村氏)。これが志望の決め手となった。

短大卒業後の99年3月にパート社員として入社。時給850円・1日5時間・週5日の勤務が始まった。当時、ロフトの店舗は全国で15店だったが、配属された池袋店は文具売り場が国内最大規模で、超がつく繁忙店。中村氏の担当商品だったカレンダーも飛ぶように売れ、3カ月で1億円の売り上げを記録するほどの盛況ぶりだった。 

売場での実績が認められ、2003年に10人ほどのパート社員を束ねるサブリーダーに昇格。店舗数もまだ少なく、マニュアルは先輩社員から伝承される時代。工夫の余地もあった。「つねに現場を改善することを考え、実行に移すやりがいを感じていた。同時に人材育成や教育に目覚めた時期だった」と中村氏は振り返る。

思い悩むことが増え、一度は退職も考えた

上司の推薦を受けて正社員に登用されたのは04年のこと。翌年にはアシスタントマネージャーとなり、商品の発注承認から売り上げや勤怠の管理まで、責任範囲は一段と広がった。

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