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借り時を誤らない住宅ローン ローン 適用金利低下はもう限界

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マイナス金利が2月に導入された。住宅ローン金利はどんな影響を受けているだろう。

住宅ローンには主に、半年ごとに金利が見直される「変動金利型」と、当初一定期間の金利を固定する「当初固定金利型」、返済期間中は金利が変わらない「全期間固定金利型」の3タイプがある。

変動金利型に代表される短期間で金利が変わるタイプは、市場の短期金利(短期プライムレート、短プラ)に連動する。一方、全期間固定金利型に代表される金利が長期間変わらないものは、長期金利(新発10年国債利回り)に連動する。

短プラは日銀の政策金利に影響される。今回のマイナス金利は金融機関が日銀に預ける資金の金利をマイナスにするもので、政策金利とは別の話。マイナス金利になっても変動金利型の店頭金利はほとんど変化がない。一方、マイナス金利の影響で10年国債利回りが低下し長期金利が下落。全期間固定型の代表商品「フラット35」の金利は長期金利と連動して低下している。比較的長期の固定金利(10年固定など)の店頭金利も3月に軒並み低下した(図1)。

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