有料会員限定

高配当銘柄の明暗 株式 落ち目の銀行・保険株

印刷
A
A

特集「最新 マネー術」の他の記事を読む

日銀がマイナス金利を導入して2カ月が経過した。預金や債券の利息収入を期待できない投資環境にあって、配当利回りが投資判断の材料として重みを増している。高配当株といえば銀行や商社だが、大手銀行株などはマイナス金利の悪影響が懸念される反面、資源安で業績悪化が著しい大手商社株はマイナス金利が株価上昇を下支えしそう。ここに来て明暗が分かれそうだ。

為替が1㌦=110円まで円高に振れた4月5日。日経平均株価は一時400円を超える急落に見舞われたが、「犯人」は円高に弱い輸出株ではなく、大手銀行株だった。当日は原油安も嫌気され、業種別株価指数の下落率は鉱業と銀行業が1、2位を占めた。円高と原油安は物価を下げる作用があるため、日銀が現行0.1%のマイナス金利幅を拡大するとの警戒感が急速に広がり、メガバンクを中心に銀行株が大量の売りを浴びた。今や「日銀の追加緩和は売り」が株式市場の判断である。

麻生太郎財務相は3月の記者会見で、住宅ローンの借り換えが増えていることを例に挙げ、「効果が上がっているのは間違いない」と、日銀のマイナス金利政策を評価した。借り手のメリットは、貸手である銀行のデメリットでもある。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
トヨタが新型クラウンから始める販売改革の衝撃
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「サラダ」を食べる人が知らない超残念な真実
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
任天堂Switchが「6年目でもまだまだ売れる」根拠
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
平気で「漬物」を食べる人が知らない超残念な真実
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
最新 マネー術
最新アプリ、ソフトでここまで変わる
電気代 比較サービスの活用が大事
スマホ 国の規制で何が変わる?
ローン 適用金利低下はもう限界
年利8.3%に百貨店客が殺到!
生保 1年以内に値上げ続出?
支出管理 給与明細も丁寧にチェック!
マイナス金利・携帯電話・電力自由化
上場53銘柄を総チェック
不動産 マイナス金利で分配金拡大へ
信託報酬やリターンでランキング
投信 放置しても大丈夫
債券 低迷相場の行き着く先
3期連続増収増益で割安なランキング
株主還元 ROE経営に待ったなし
株式 落ち目の銀行・保険株
投資手段 初心者にオススメ
世代別対策 老後破産は分散投資で防ぐ
辛口経済評論家 山崎 元氏に学ぶ
マイナス金利が直撃、運用商品へシフト進む
マイナス金利に負けない!
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内