有料会員限定

本当にお得な携帯料金 スマホ 国の規制で何が変わる?

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小

特集「最新 マネー術」の他の記事を読む

つい最近まで最新スマートフォンを実質ゼロ円など激安で購入できるのが当たり前だった、日本の携帯電話市場。だが昨年安倍晋三首相の鶴の一声で始まった、総務省の「携帯電話の料金その他の提供条件に関するタスクフォース」によって大きな変化が起きている。

その変化とは、スマホ端末の過剰な割引の自粛だ。同タスクフォースは、「(実質ゼロ円など)高額な端末購入補助により、利用者の間で著しく不公平な状態が生まれている」ことを問題視。これを受け、2月から携帯電話大手3社はスマホの実質ゼロ円販売を取りやめた。

「現在のスマホ料金はライトユーザーにとって割高になっている」ことも指摘された。その結果、大手3社は、高速通信容量が月1ギガバイトであれば月額5000円を切る料金プランを3月から4月にかけて提供し始めている。

だがこれらの結果、まずスマホの実質ゼロ円がなくなったことで端末価格は上昇した。新しい端末を購入するハードルは従来よりも上がった。一方で大手3社の新料金プランについては、安く利用できるように見えて実態はそうなっていない。制約が多く、選択するメリットがあまりない内容になっている。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
最新 マネー術
最新アプリ、ソフトでここまで変わる
電気代 比較サービスの活用が大事
スマホ 国の規制で何が変わる?
ローン 適用金利低下はもう限界
年利8.3%に百貨店客が殺到!
生保 1年以内に値上げ続出?
支出管理 給与明細も丁寧にチェック!
マイナス金利・携帯電話・電力自由化
上場53銘柄を総チェック
不動産 マイナス金利で分配金拡大へ
信託報酬やリターンでランキング
投信 放置しても大丈夫
債券 低迷相場の行き着く先
3期連続増収増益で割安なランキング
株主還元 ROE経営に待ったなし
株式 落ち目の銀行・保険株
投資手段 初心者にオススメ
世代別対策 老後破産は分散投資で防ぐ
辛口経済評論家 山崎 元氏に学ぶ
マイナス金利が直撃、運用商品へシフト進む
マイナス金利に負けない!
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内