有料会員限定

ヨドバシは野菜も運ぶ! 過熱する即日配送バトル 打倒アマゾン! 国内勢の本当の実力

✎ 1〜 ✎ 9 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
ヨドバシAkibaではネットで注文した商品が24時間受け取れる(撮影:尾形文繁)

特集「物流大激突」の他の記事を読む

右肩上がりの成長を続けているネット通販(EC)。市場規模は10兆円を超え、今や衣料品や電化製品、日用品などがどこにいてもワンクリックで簡単に買える時代だ。ECに携わる事業者にとって、品ぞろえを充実させるだけでは差別化が難しくなっている。

消費者が欲しいタイミングで、欲しい場所に届ける──。目下、各社が競っているのは配送のスピードと時間や場所の指定といった利便性だ。その最前線を行くのが米アマゾン・ドット・コム。「配送のスピードが上がるとコンバージョン率(成約率)が上がる」とアマゾンジャパンの星健一・セラーサービス事業本部長は言う。消費者の望む物流サービスを実現することがEC事業の競争力にも直結するため、各社が火花を散らしている。

アマゾンより大きいヨドバシの巨大施設

増築を進める川崎の物流センター(撮影:尾形文繁)

東京・羽田空港国際線ターミナルの多摩川を挟んで対岸、神奈川県川崎市の首都高速道路近くに延べ床面積約24万平方メートルの巨大物流センターが2年後に完成する。建設を進めているのは全国に21店舗を展開する家電量販店、ヨドバシカメラだ。その規模はアマゾンの国内最大の物流拠点である「小田原フルフィルメントセンター」(延べ床面積約20万平方メートル)を上回る。

関連記事
トピックボードAD