アラサーのための戦略的「人生相談」--会社を辞めるかどうか、悩んでいます


広瀬 一郎

■■第3回 会社を辞めるかどうか、悩んでいます

宮本準・仮名 27歳 男性 メーカー経理

これまで経理の仕事を5年ぐらいやってきました。今から別の会社に行ったり、まったく違うスキルをつけるのか、それとも今までやってきたスキルを活かして、現在の延長線上の仕事をやっていくのか--最近ずっと考えています。

広瀬さんは、広告代理店に勤めた後、まったく畑の違うスポーツビジネスに携わっていると伺っています。なぜ、広瀬さんは就職の際に広告代理店を選び、その後、スポーツビジネスに転身されたのでしょうか。

どのように人生の転機を見抜けばいいのか、どういう観点から仕事を選ぶべきなのか。そうした判断基準について、教えていただけませんでしょうか。

職業を選ぶ3つの基準

広瀬:ぼくの最終ゴールは、今も昔も変わっていません。最終的な目標は、ディレッタント(書斎人)になることです。具体的には、小林秀雄とシャーロック・ホームズと足したような人、つまりは、「世の中のことを何でも知っているような人」になることです。

今さら言うのも何なんですが、就職って人生において大きな選択問題の1つです。前回も述べたように、(そして、これからも事あるごとに同じことを言いますが)問題解決に当たって「どのように解決するか?」を最初に考えるのは誤りのもと。まず最初に「なぜ?」と問うことが肝心です。「なぜ就職するのか?」という観点から職業を選ぶ基準は、大体3つに集約されると思います。

キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 溺愛されるのにはワケがある
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大学 シン・序列<br>コロナ後に変わる名門校の条件

コロナショックを受けて、大学をめぐる環境は急変。授業のオンライン化、学生の経済的困窮など、解決するべき課題は山積しています。大学はどのように変わるのか。50ページにわたる特集で最高学府の近未来を探りました。