薄毛に悩む人が意外とわかってない増毛法の盲点 髪を傷めずに保つには土台となる頭皮が肝心だ
今までの育毛方法は「ないものを補えば髪は生える」という、要はフサフサになるために髪を作るための成分を与えれば髪はよみがえる、という育毛理論ばかりでした。
しかし、実はその前に「有害な成分をきちんと解毒」、つまりデトックスしていないと、髪や頭皮は良い反応ができる状態にならず、結果として髪はフサフサにはならないのです。
私たちは、普段の食事で食品に入っている添加物を摂取したり、道を歩いているだけで車の排気ガスや空気中の有害物質を呼吸によって体内に取り込んだりしています。これらの有害物質を体外に排出する役割を持っているのが、髪の毛なのです。
髪の毛は有害ミネラルである鉛やアルミニウム、ヒ素、水銀などが排出される「解毒パイプ」となっています。ネットで調べれば、髪の毛に含まれる栄養分を検査するクリニックや専門会社などが複数見つかったり、被害者や参考人、被疑者などの髪の毛が徹底的に調べられる刑事事件もあったりするぐらいです。
健康な頭皮、ひいては髪を保つためは、この「髪からの解毒」をスムーズに行うことが欠かせません。このデトックス作用が上手く機能していないと、髪はパサパサになりやせ細り、縮毛や抜け毛を誘発させます。
髪や頭皮も体の器官の一部なので、気づかないうちに毒素や老廃物がたまってしまいます。特に頭皮に老廃物がたまってしまうと美しい髪作りの邪魔になり、炎症やトラブルも発生しやすくなります。その結果、頭皮は劣化していき、髪を作るための栄養分を運ぶ血流も悪くなり、頭皮はますます硬くなり、抜け毛、薄毛になりやすいのです。
体の状態は髪に現れる
髪を見れば、健康状態や食生活までわかります。研究機関で詳しく髪を調べると、何を食べたかまで詳しくわかってしまいます。生活スタイルが不規則だと髪にはすぐに現れますし、健康状態が悪くても髪に現れます。
栄養分、酸素を運ぶのは血液です。したがって、体のほかの部位とまったく同様に、髪にとっても健康な血液・血流は不可欠です。
血液を体全体に運ぶ血流には、大きく5つの役割があります。
2、栄養分、酸素、ホルモンなどを運ぶ
3、老廃物を回収する
4、体温を維持する
5、体を守るための免疫
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