カップヌードル「にんにく豚骨」CMがクセになる訳 「家庭教師のトライ」CMは男子中高生にヒット

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同様に鮮度を保ち続けている人気シリーズとして、アイフルのCM(29位)も紹介したい。同社は大地真央が老舗料亭の女将、今野浩喜が板前を演じるシリーズを2018年からオンエア。最近は女将がVTuberや格闘家、和尚に扮するといった意外性のあるストーリーが好評で、最新作には着物姿のゲームキャラクター“OKAMI”が登場した。モニターからは「発想に感心。マンネリ化しないのがすごい」などの声が寄せられ、成人女性を中心に票を伸ばした。

リクルートのCMが4作品トップ30入り

作品別CM好感度トップ30のうち、リクルートのCMが4作品を占めた。なかでも木村拓哉と芦田愛菜が本人役で共演する『タウンワーク』のシリーズCMが引き続きヒット。芦田が「いっつもタウンワークとかバイトの話してません?私たち」と木村に尋ねる作品(11位)に加え、ふたりが撮影現場のイカダのセットの上で会話する作品(21位)が好調だった。

13位には『Airワーク 採用管理』のCMがランクイン。松本人志が印刷会社の社長、山田孝之が面接に訪れた男性を演じるシリーズの第2弾で、松本が「面接の最後に何か質問とかあります?」と山田に問いかけるシーンから始まる。「御社の経営理念…」と話しだす山田をよそに、松本は「例えばほら、誰がうちの採用ページを作ったのか、とか」「どのぐらいの時間でできちゃったのか、とか」など、自身が作った採用ページについて上機嫌で語り続ける。

ラストは「採用ページしばりですか?」と困惑する山田の様子に、「え、私そんな感じで言ってました?」と動揺する松本を映した。モニターからは彼らの掛け合いの面白さや演技力を評価する声が多く、40代を中心に票を伸ばした。

『Airペイ』(18位)も好スコアをマークした。さまざまな店を舞台にキャッシュレス決済非対応による機会損失を描くシリーズの最新作で、本作ではオダギリジョーが洋菓子店の店主、“スイーツ好き”で知られる的場浩司が繁盛するライバル店の店主役を演じている。

マリトッツォを求める客でにぎわう的場の店が多様な決済に対応していることをオダギリが目撃するも、Airペイの導入ではなくマリトッツォの販売を始める様子をテンポよく表現。CM好感要因では「ストーリー展開」のポイントが高く、全CM中の3位となった。なお今期のリクルートの放送回数は4720回で、全1119社のうち最多を記録。昨年末より旺盛な出稿を続けている。

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