カップヌードル「にんにく豚骨」CMがクセになる訳 「家庭教師のトライ」CMは男子中高生にヒット

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(写真:カップヌードルCM「にんにくダンス 篇」 日清食品グループ公式チャンネルより)

3月前期の作品別CM好感度調査では日清食品のCMがワンツーを占めた。ナンバーワンは不思議なダンスが印象的な『カップヌードル にんにく豚骨』のCM、どんぎつね(吉岡里帆)が星野源の前から姿を消してしまう『どん兵衛』のCMは2位につけた。「にんにくダンス」篇はザ・ドリフターズの『ゴーウェスト』の替え歌をBGMに、巨大な商品パッケージやにんにくとブタのイラストが浮かぶ黄色い空間で展開する。

「♪にんにくにくにく」などと繰り返される歌をバックに、黄色いTシャツ姿の4人家族のうち両親と娘は首の位置を変えずに体だけを動かすという“アイソレーション”が特徴的な一風変わったダンスを披露。 無表情な3人とは対照的に、幼い男の子は両親らをまねながらも楽しげな様子でマイペースに体を動かし続ける。ラストは商品を食べる両親の前で鼻を両手でふさぎながら「ガツンとうまい!」とアピールする女の子や「にんにく豚骨登場!」というコピーなどを映した。

ユニークなダンスがクセになるCM

本作は小学生を筆頭に、幅広い世代から好スコアを獲得。「全然できていないのに頑張っている」「表情がなんともいえない」など男の子のかわいらしさに注目するモニターが相次いだほか、「動きがユニークでずっと見てしまう。中毒性がある」「本当に首が回っているのか不思議。CGなのか実写なのか気になります」といったダンスに関する感想も多かった。また「BGMもクセになる」「歌が懐かしい」「おいしそう」のような音楽や商品についてのコメントも目立った。

なおCM中のダンスはこれまで数々のCMやMVの振り付けなどを担当してきた振付師・黄帝心仙人が手がけたもので、彼とともにアンドロイドダンスボーカルユニット・A.I.Aとして活動するJURIANAが母親役を演じているという。クオリティーの高いパフォーマンスが表現の軸にあるからこそ、男の子の愛らしさや印象的なBGMが引き立ち、商品と同様に“クセになる”CMとして視聴者の心を捉えたのではないだろうか。

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