堀内ワクチン大臣「5~11歳の接種に意義はある」 「国として努力義務課さないが理解いただきたい」

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堀内詔子ワクチン接種担当相(右)と梅津弥英子キャスター(画像:FNNプライムオンライン)
堀内詔子ワクチン接種担当相は20日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、新型コロナウイルスワクチンの5歳から11歳を対象とした小児接種の意義を強調した。
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重症化やその後の後遺症を心配する向きも

小児接種は各地で本格化している。予防効果がある一方で、接種後の頭痛や発熱などの副反応や、極めてまれに起こる心筋炎・心膜炎などの副反応疑いへの不安などから子どもに接種を受けさせるべきか迷う保護者も多い。子どもに接種を受けさせないという保護者の中には、将来にわたって重篤な副反応がないかを不安視する声も聞かれる。

FNNプライムオンライン「日曜報道 THE PRIME」(運営:フジテレビ)の提供記事です

番組で堀内大臣は「基礎疾患のある子どもは重症化する確率も高い。保育園や小学校でのクラスターが続くと重症化する子どもも出てくる。その後の後遺症を心配する向きもある」と述べ、小児接種の意義を強調した。

一方で、小児接種の治験が十分ではないことから「政府として接種勧奨は行うが、努力義務は課さなかった」とし、接種を迷う保護者には「かかりつけ医とよく相談して接種してほしい」と話した。

堀内大臣は、保育園や小学校で人と接する機会のある子どもが帰宅し、病気を抱える両親や同居する高齢者に感染を広げないようにするための社会防衛的な面からも小児接種に意義はあると説明した。

以下、番組での主なやりとり。

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