まずもって申し上げたいことは、原発は軍事攻撃に耐えられるような安全性を有していないということだ。
銃撃戦であれば格納容器の破壊には至らないだろうが、ミサイルが撃ち込まれたら、格納容器を貫通してしまう。格納容器は鉄筋コンクリート製だが、内側には数ミリの鉄板が張られている程度だ。
穴が開いたところに、焼夷弾のような燃焼エネルギーの大きな爆弾が投下された場合、最悪の事態につながりうる。ジルコニウム合金の燃料被覆管がいったん発火すると、それが発熱反応によっていっそう火勢が増し、炉心や燃料プールの核燃料から、高温の煙に乗って膨大な放射性物質が環境中に放出されるおそれがある。
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