鈴木雅之「今の自分が最高」断言する自信の根源 「普遍的なラヴソング」への変わらぬこだわり

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ファッションを「着こなす」ように、音楽も「聴こなして」

(写真:内田裕介)

──LEON読者の多くは、鈴木さんの音楽をリアルタイムで聴いてきた世代だと思います。このアルバムを通じて、同時代をともに過ごしてきたリスナーに感じてほしいことはありますか?

鈴木:ファッションでいろんなスタイルを取り入れながら自分流に「着こなす」ように、音楽も「聴こなして」ほしいですね。それをうまくできる人がカッコいい大人なのではと。

──確かに、さまざまなな「聴こなし」ができそうな作品です。

鈴木:人の数だけ、楽曲に対する思いも異なる。だから、皆さんにとって人生のテーマ曲になるようなものを、このアルバムでディスカバーしていただけたら。

──4月からは全国ツアーもスタートします。

鈴木:今回のアルバム収録曲をメインにしながらも、35年間のソロの歩みも感じていただけるような構成になると思います。おそらく、新しいルールに基づいたステージになるのでしょうが、お客さんと心のキャッチボールができたら。世の中にはいろんな困難がありますが、そこに立ち向かっていく気分になれるショーをお見せしたいと思っています。

次ページ「還暦ソウル」が完成しまだまだ先があると確信した
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事