そのうちの一室を訪ねた。リビングルームからはセントラルパークが一望できるだけなく、30畳近くはあろうかというベッドルームは、天井以外は全面ガラス張り。アップタウンからダウンタウンまで大迫力の摩天楼が目に飛び込んでくる。この一部屋だけでも、十分パーティルームとして使えるほどの豪奢さである。
ニューヨーク随一の高層コンドであるOne57の自慢は眺望だけではない。コンドの低層部分にはパークハイアットホテルが入居しており、居住者はハイアットのプールやスパなどを自由に利用できるだけでなく、ホテルが提供している清掃サービスや、一流シェフが料理長を務める高級レストランからデリバリーを頼むこともできるのだ。
こうしたホテル一体型、もしくはコンシェルジュ型サービスが受けられるコンドミニアムはニューヨークで人気を集めつつある
。One57から徒歩10分程度の西53丁目で目下、急ピッチで建設が進むのは、クリスタルメーカー「バカラ」が12月にオープンする予定のホテル一体型コンドだ。同コンドは46階建ての61室。もっとも高いペントハウスの価格は6000万ドル(約63億円)。バカラをふんだんに使ったシャンデリアや高級大理石で作ったバスルームなど豪華な内装もさることながら、One57同様、ホテルの高級アメニティやコンシェルジュサービスを利用できるのが売りだ。
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