知的財産法入門 小泉直樹著
知的財産法とは、特許法や商標法、意匠法、著作権法などの総称。テクノロジーやブランド、デザイン、エンターテインメントなど、豊かで快適な生活を送るのに不可欠の知的財産を守りつつ、それを活用していくために定められたルールのことだ。
たとえば、特許。とりあえず出願しておくだけでも済む。ただし、1年半経つと自動的に公開され、誰もが詳細を知る。特許登録をすれば毎年特許料の納付も必要になる。登録するかどうかは企業戦略と兼ね合う。
争いが起きたときはどうか。法律の専門家は先例を参考にする。知的財産法でも先例と条文を「ものさし」としながら、具体的な解決の落としどころを探ることになる。
岩波新書 756円
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