マイクロソフト、7─9月好調のワケは? クラウド好調で市場の予想を上回る

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野村のアナリスト、リック・シャーランド氏は、マイクロソフトのクラウド関連売上高は間もなく年60億ドルに到達し、業界最大手となる、との見方を示した。それでも、今年度の売上高全体に占める割合は6%にすぎないが、投資家はクラウドの将来性に期待をかけている。

サティヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は、アナリストとの電話会見で「当社のクラウド売上高は3ケタ台のペースで増加している。この規模のクラウド事業を持っているのは当社だけ」と強調した。

リストラ費用が圧迫

純利益は45億ドル(1株当たり0.54ドル)と、前年同期の52億ドル(同0.62ドル)から13%減少した。7月に発表した人員削減計画に伴い見込まれる11億ドルの費用が計上された。

1株利益の市場予想は0.49ドルだった。

売上高は232億ドルと、アナリスト予想の220億ドルを上回った。4月に買収したノキアの携帯電話事業の業績が売上高押し上げに寄与した。

7─9月期はスマートフォン(多機能携帯端末、スマホ)「ルミア」の販売台数は930万台だった。タブレット端末「サーフェス」の売上高は9億0800万ドルで前年同期の4億ドルの倍以上となった。

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