若者がリムジンにはまる、「バブルな事情」

ある複数の条件がそろえば、若者は消費する?

サークルの先輩女性の卒業を祝うため、後輩10人でリムジンパーティを企画。値段は1人当たり7000円で、合計7万円。120分コースだったという。

渋谷から六本木に至るコースで、東京タワーやお台場などのスポットで休憩して写真撮影も行われた。運転手が積極的に写真を撮ってくれたという。

「リムジンの中にモニターがあって、音楽を大音量で流した。サークルのメンバーと一緒でテンションが上がり、最後まで楽しかった」とAくん。シャンパン2本を注文、サービスで出た缶の生ビールを6本飲んだという。

「サークルは自分にとって家族のような存在。日頃からイベントで一緒に過ごすことが多く、リムジンパーティもその一環」とAくんは言う。

ケース2:神奈川県厚木市に住む専門学生B子さん(20歳)

次は、厚木から都内の看護系の専門学校に通うB子さん。勉学で忙しいB子さんだが、その一方でファッションに敏感で、イベントごとが好きであるなどアクティブな面を持つ。人見知りをせずに誰とでも仲良くなれる、気さくなタイプの人である。

彼女は専門学校の友達に誘われて参加した。長期留学から帰国した友達の友達の「おかえり記念」と「クリスマスパーティ」を兼ねての開催で、参加者は6人。うち3人が初対面だったという。

B子さんの場合、1人5000円で8人、合計4万円で予約(2人がドタキャン)。年末の繁忙期だったため、乗車時間は1時間ほどだったという。

リムジンパーティはとにかく楽しかったようだ。

「リムジンの中はハートの風船がいっぱいあって超かわいい! 運転手さんが積極的にたくさん写真を撮ってくれた。もう1回やりたい」「仲の良い子は1人しかいなかったけど、超楽しかった! みんなと仲良くなれた」「TwitterやFacebookにアップして友達からイイネ!やたくさんのコメントが寄せられてとてもうれしかった」

さらにぜいたく? ロンドンバス、クルーザー事情

ここまではリムジンパーティを取り上げたが、それ以外にも、ロンドンバスやクルーザーでのパーティも流行している。

ケース3:東京都調布市に住む男子大学生C君(20歳)

C君は、複数の友人の合同誕生日パーティのため、ロンドンバスパーティに参加した。複数人を同時に祝うため、リムジンより大人数が乗れるロンドンバスを選択したそうだ。また、ほとんどの人がロンドンバスパーティは未経験者であり、体験してみたいという声が多かったという。参加者は全員地方出身者。1人当たり6000円で、120分コースだったという。

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