「経費で落ちる領収書」「落ちない領収書」の違い 「相手の印鑑がなくてはダメ」というのは誤解

経費で落ちる領収書と落ちない領収書の違い
最初に、皆さんがいちばん頭を悩ませがちな問題から話をはじめましょう。領収書に「経費で落ちる領収書」と「経費で落ちない領収書」があることは、よくご存じかと思います。経費で落ちる領収書と落ちない領収書の違いは、ざっくり言えば、事業に関係するかどうかです。
結論から言うと、一定の条件をクリアすれば、大半の領収書が経費で落とすことができます。たとえば、旅行費用。単なるプライベートの旅行であれば、事業の経費で落とすことはできません。しかし、旅行を事業に関連付けることができれば、事業の経費として計上することができるのです。個人事業の場合、これを「必要経費」といいます。
またテレビやDVDなどのAV機器も、まったくのプライベートでの使用であれば、必要経費で落とすことはできません。しかし、事業に関連する情報を収集しているという事実があれば、必要経費に計上することができるのです。
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