小さい頃の夢「タケノコの山」を手にした男の野望 「好きなだけ採っていいよ」に知り合いは大喜び

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山投資の魅力は、お金だけではありません。新潟・柏崎市にキャンプ場として貸している山があるのですが、ここでは毎年7トンくらいの大量のタケノコができるのです。この山は5万円で購入しました。

毎年7トンほどの大量のタケノコが…

販売価格は80万円でしたが、売れないために僕のところに話がきました。三方に道路がある山はやはり金額が高くて、これでもかなり値切ったのですが、「まだまだ高いけど、仕方ないかな」という感じで購入しました。

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この山が5万円以下にならなかった理由は、やはり道路の存在が大きいと思います。

不動産の世界では、道路の本数が多いとか、道路との接面が多いほうが一般的に有利とされています。それは都会でも地方でも同じです。地方でどれだけ道路に接面していてもあまり影響がないようにも思えますが、雪が降ったときに出入りがしやすいとか、いろいろな事情があるのです。

この山が欲しくなった理由は、タケノコが目当てです。孟宗竹ですから、煮ても焼いても抜群に美味いのです。軽トラックで7台分くらい採れますから、タケノコ好きにはたまりません。

タケノコで稼ぐつもりはないので、それを売ったりはしていません。知り合いには「投げ銭で好きなだけ採っていいよ」と伝えてあって、タケノコ好きが勝手に行って、自由に採っている感じです。

「タケノコの山を持てたらいいな」という子どもの頃からの夢が1つ叶いました。

永野 彰一 投資家・事業家

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ながの しょういち / Shoichi Nagano

1990年生まれ、東京都出身。早稲田大学法学部卒業。14歳の時に取得した「乙種第4類危険物取扱者」を手始めに、100を超える資格を高校在学中の2年間に取得。最年少取得記録を多数保有している。プロの雀士でもある。現在は不動産投資家として活動し、全国に数百の山や戸建て、アパートなどを所有。「山王」と呼ばれている。テレビ東京『日経スペシャル ガイアの夜明け』などメディアにも多数出演。著書に『一生お金に困らない山投資の始め方』など。

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