日本振興銀行が債権者説明会を開催、預金者による混雑もなく会場には空席も

日本振興銀行が債権者説明会を開催、預金者による混雑もなく会場には空席も

9月16日、小雨の降る中、都内で日本振興銀行の債権者説明会が行われた。対象者は一般債権者と預金保険で保護されない1000万円超の預金を持つ債権者(約3500人)。

案内の紙には、「(初回となる)16日は、混雑が予想されます」と書かれていたため、ある預金者は16時開始のところ、1時間以上前に会場へ訪れた。しかし、説明会が始まってみると「300人は入る会場だと言っていたが、満杯どころか空席が目立った。補助席も設けられていたけど、本席にも空きが結構あった」(預金者)という。

冒頭、金融整理管財人となった預金保険機構の担当者が話をし、民事再生手続きのスケジュールを弁護士が説明。ほとんどの時間は質疑応答に充てられた。参加した債権者によると、特に紛糾することはなく、預金者で質問したのも3人程度。あとは一般債権者(預金者ではなく、売掛債権を持つ取引業者)からの質問に終始した。

18時の終了前に会場を出てきた一般債権者は、「準備不足という印象は受けましたね。申立代理人の方も債務超過ということはわかっているが、詳細の実態把握はまだできていないようですから」と話した。

説明会では、「日本振興銀行 債権者説明会−式次第−」と題された11ページの資料が配られた。だが、それを見ても、10日の経営破綻以後に預金保険機構が発表した内容以上の詳しい説明は見当たらない。実際、会場では「どうして説明資料にバランスシートが掲載されていないのか」という不満の声も出たという。

「新たに分かったのは概算払いの時期ぐらい」(預金者)。預金保険制度で保護されない1000万円超の預金に対し、預金保険機構が一定の比率で買い取り、預金者にお金を支払う「概算払い」の割合は、3カ月後をメドに預金者へ通知されるという。

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