久しぶりの「飲み会復帰」に潜む意外な落とし穴 いきなり酒に弱くなったと感じたら要注意

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いつとも知れぬお酒の解禁日にめがけて、好きな銘柄のワインを輸入してストックするなどの準備を始めているが、心配なのは自身の飲酒の実力だ。

「以前は飲んでも顔色ひとつ変えなかった友人が、コロナのブランクのせいですっかりお酒に飲まれたりしている。自分もヘンな酔い方をしそうで、再開には二の足を踏んでしまいます」(鳥山さん)

想像以上に酒が弱くなってビックリ

2020年の初め頃から、突如私たちの前にあらわれた新型コロナウイルス。以降、お酒との付き合い方を大きく変えさせられた人は少なくない。家にいる時間が増えていつでも飲めるようになったため、酒量が増えたケースはよく聞くが、こちらも意外に多い。コロナ以降、酒量が減った人や、前出のみゆきさんのように、すっかりお酒をやめてしまった人だ。

41歳の自営業、佐藤啓吾さん(仮名)も、“断酒”組の1人。一人暮らしの自営業ということもあって、以前は近所の行きつけの店で飲みながら夕飯を食べることも多かった。ところが2020年の緊急事態宣言で行きつけの店がことごとく休業。

「仕方なく自炊するようになったら、これがけっこう楽しい。レシピとのにらめっこで、お酒を飲んでいる間もなくなり、気がつけば1滴も飲まずに夕食を楽しめるようになっていました。なんだ俺って別に飲まなくても生きていけるんだ、と驚きましたよね」

そうして酒なし生活が始まってほぼ1年。つきあいの会食などでこの冬から、ぼちぼち外飲みを開始するようになった。ところが問題は、想像以上に酒が弱くなっていたこと。社会人になってからは酒量も増え、それでも泥酔はしない「酒が強い人」を自覚していたが、その自信はガラガラと崩れている。

「1年半ぶりに会食に出かけたときは、キラキラした街の雰囲気に飲まれてしまったのもあるでしょう。さあ、帰ろうと立ち上がろうとしても、なぜか足に力が入らない。何とか立ち上がって歩き出すと、まさに千鳥足で、しかも『らいりょうぶ、らいりょうぶ(大丈夫、大丈夫)』と、ろれつも回ってない。絵に描いたような酔っ払いになっていました」

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