auとソフトバンク、iPhone6の料金は横並び 買い替えの場合には下取りも実施

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 9月12日、ドコモとKDDI(au)、ソフトバンクの3社は午後4時からアップルの「iPhone6」と「iPhone6Plus」の予約受付を開始した。写真は、アップルの「iPhone6Plus」、9日撮影(2014年 ロイター/Stephen Lam)

[東京 12日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>とKDDI(au)<9433.T>、ソフトバンク<9984.T>の3社は12日午後4時からアップルの新型スマートフォン(スマホ)「iPhone6」と「iPhone6Plus」の予約受付を開始した。これに合わせ、KDDIとソフトバンクは端末料金などを発表したが、ドコモは調整が間に合わず、発表はあす以降に持ち越しとなった。

iPhone6の記憶容量16ギガバイトモデルは、新規契約と「番号継続制(MNP)」を利用して他社から乗り換える場合、2社とも端末料金は実質ゼロ円で提供。機種変更の場合はauが605円、ソフトバンクは610円が月々の実質負担額となる。

iPhone6Plus(16ギガバイト)の月々の実質負担額は、新規契約とMNPの場合、auが540円、ソフトバンクは550円、機種変更の場合はauが1145円、ソフトバンクは1160円。

既存ユーザーの機種変更は新規ユーザーに対して割高になるため、両社は下取りキャンペーンを実施する。例えばソフトバンクはiPhone5から6Plus(16ギガバイト)に機種変更した場合、端末代金の実質負担額1160円を100円にする。auはiPhone5(64ギガバイト)の下取りに対して、2万円相当のポイントを付与する。

ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社ともiPhoneを扱いようになった結果、3社は他社との差別化がしにくくなり、キャッシュバック競争などが過熱しやすい状況にある。これに対して、予約受付に合わせて会見したKDDI<9433.T>の石川雄三専務は「いままではネットワークの差は明確にしづらかったが、いまは差が厳然とある」と述べ、ネットワーク競争に自信を示した。

 

(志田義寧 編集:田中志保)

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