「伝説の家庭教師」も絶賛「河野太郎の挨拶10カ条」 年末年始の「ひとこと挨拶」に使える!簡単秘訣

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2つめは、「ここだけの話」のように、「内緒の話」をすることです。

【2】「内緒の話」をする

とくにあいさつの機会が多い政治家ですが、彼らに「これは入れろ」とお教えしているのが、この2つ目のコツ。それが、機密事項など話してはいけない内容に触れない範囲で、「ここだけの話ですが」を入れることです。

聞いている人は、「そんな貴重な話を自分だけにしてくれるんだ」と喜びます。「じつはね、みなさんご存じの〇〇大臣の××さんは……」などと聞くだけで、みなさんの耳がピンとしませんか。「ここだけの話」の魔力に人はなかなか抗えないのです。

【3】「個人的な話」をする

誰もが知っている話、一般論、べき論、抽象論の代わりに、「個人的な話」をしましょう。あなたがどう思ったか、あなたが何をしたか、思い出話、苦労話、失敗談、体験談のほうが、「サステイナビリティー」の話より100倍は面白いはずです。

人は「人のストーリー」が大好き。誰かの物語のほうが、教科書や新聞に書いてあるお題目より、よほど引き込まれるというものですよね。

「話し方」を鍛えて来年は「あいさつ名人」に

さて、「河野太郎さん挨拶マニュアル」に話を戻すと、河野さんが最も強調していたのが「長いスピーチはするな」ということでした。よくいますよね。自己陶酔しているのか、延々と話が長い人。これはとにかく嫌われる

例えば、「結婚式のスピーチは3~5分が相場」だそうです。5分以上のあいさつはどのような場でも、よほどでもない限りしないほうがいいということです。

いかがでしょうか。みなさんも、話し方を鍛えて、来年こそは「あいさつ名人」になってみませんか。

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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