英ダイソンが放つロボット掃除機の破壊力 16年の開発期間経て日本で先行販売
製品の特徴はなんといっても高い吸引力だ。発表会でも「ダイソン360Eye」と競合他社の製品を並べ、レーンに置かれた5グラムの重曹をどれが一番良く吸い取るかのデモンストレーションを行い、ダイソンの吸引力の高さを強調した。同社によると、従来のロボット掃除機は、バッテリーの消費を抑えるために低出力のモーターを使用。出力が低くなると、吸引力もそれに伴って落ちてしまう。
一方「ダイソン360Eye」は、高効率のモーターを使用することでバッテリーの持ちと高い吸引力を同時に実現することができたという。ダイソン社は、「従来のロボット掃除機は、掃除機としての機能を全く考慮していない」と強気だ。
無駄な動きはしない
特徴は吸引力だけではない。ロボット掃除機の本体上部には360度見渡せるカメラが付いている。ロボット掃除機自身が今どこにいるのか製品を回転させることなく把握し、マッピングをする。自分の位置を常に把握しながら部屋を規則正しく移動。一度掃除したところを何度も掃除をするといったような無駄な動きはしない。
発売までにさらなる改良を視野に入れているが、現在の所、約120分の充電で約20~30分稼働可能としている。部屋の状態やモードによって異なるが、「ルンバ880」は約180分の充電で最大90分の稼働が可能だ。
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