英ダイソンが放つロボット掃除機の破壊力

16年の開発期間経て日本で先行販売

「ダイソン360Eye」の発表のために来日したダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏。16年前からロボット掃除機の研究開発に着手していたという

ライバルに比べて20倍以上の吸引力――。

羽なし扇風機やコードレス掃除機で有名な英ダイソンが9月4日、ロボット掃除機への参入を発表した。2015年春、サイクロン式ロボット掃除機「ダイソン360Eye」を世界に先駆けて日本で発売する。東京で開催された発表会には創業者ジェームズ・ダイソン氏が登場し、日本の消費者へ「ダイソン360Eye」の魅力を自ら訴えた。

日本市場を重視するワケ

発売に際してまず、9月から日本でモニターを募集。日本の家庭環境下で使用してもらい、これを発売する製品に反映する。日本を重要視する理由について、「ダイソン360Eye」のソフトウェア開発チームの指揮を執った技術者マイク・オールドレッド氏は、「日本はイノベーションの国、日本人の方々に魅力を感じてもらいたい」と話す。ダイソンにとって、日本は米国に次ぐ規模の市場。技術力を重視する厳しい市場でもあるだけに、まずはここで「力試し」をしたい考えだ。

価格は未定としているが、「パフォーマンスに対してお支払いいただきたい」とオールドレッド氏。競合になると予想される米アイロボットの最上位機種「ルンバ880」(14年3月発売)は、現在7万円前後で販売されている。「ダイソン360Eye」は、10万円程度になると見られている。「ダイソン360Eye」は、直径約24.2センチメートル、高さ約12センチメートルの円形で、重さが約2.4キログラム。「ルンバ880」(直径35.3センチメートル、高さ9.2センチメートル、重さ約3.8キログラム)と比べると、やや小ぶりだが高さがある。

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