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ビジネス #自動車最前線

ボルボの「EV大転換」日本でも始まった攻勢の起点 「C40Recharge」投入、日本法人社長に聞く未来展望

8分で読める
  • 田中 誠司 PRストラテジスト、ポーリクロム代表取締役、VisionVoice取締役、PARCFERME編集長
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これが日本に初導入されたボルボのEV「C40 Recharge」だ!


  • (撮影:尾形文繁)

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  • (撮影:尾形文繁)

  • (撮影:尾形文繁)

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クルマの諸費用を自分で賄っている人ならすぐに気づくだろう。通常、維持費で大きなウェイトを占める任意保険は、たとえば21歳未満の若年層が運転するケースや、保険契約歴が短いケースでは高額になることが多い。新車価格が700万円を超えるクルマとなれば、月々5万円を超える場合もあるだろうが、これを含めてワンプライス、と定めたのだ。

3カ月という短期間の事前通告で、ペナルティーなしに解約可能な点が、他社が展開するカーリース的なサブスクリプションとは異なる、とパーソン社長は強調する。

「マーケット拡大のためにあえて多少のリスクを取りました。われわれはこのC40を若いカスタマーにアピールしたいのです。ワンプライス化の方針はほかの国でも変わりません。私には前任地のロシアで、2019年からサブスクリプション・モデルの導入を主導し、成功させた経験があります。当時の対象モデルはS90で、80%以上が新規顧客だったのです」

70%以上がサブスクリプション

「さらに重要なことは、70%以上の方々が、『サブスクリプションでなければクルマを入手しなかった』と述べていたことです。クルマを所有しようかどうか考えている人ではなく、モビリティの手段として選択しようとするドライバーを引きつけたわけです」

自らをプレミアムカー・ブランドと明確に定義し、ボルボは着実にマーケットを拡大している。ほかのブランドに打ち勝ってこそ未来が見える。現在では電動化への挑戦はどのメーカーにも課せられた課題であるが、ボルボの電動化シフト表明は他社より一歩先を行っていたように見える。それは、なぜ可能になったのだろうか?

「ボルボは中規模メーカーであり、年間の世界生産台数は70万台に限られています。そしてスカンジナビア生まれのボルボには、他社に先駆けてなにかをするというダイナミックで革新的な伝統があります。格式張った会社ではなく、電動化に限らず決断がクイックなのです。乗用車のエンジンをすべて4気筒に統一したこともそうでしたし、ディーゼルエンジンも早々に廃止してしまいました。多くの人が『大変な決断をしたね』と言ったものですが、いまではなんの障害でもありません」

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