米国の州司法長官の連合は米メタ・プラットフォームズの写真共有アプリ、インスタグラムを調査している。フェイスブックから社名変更したメタの子供やヤングアダルトに関わる取り組みが、こうした若い層のメンタルヘルスや健全性に与えかねないリスクが焦点だ。
ニューヨーク州のジェームズ司法長官は18日の声明で「マーク・ザッカーバーグ氏と運営企業は幾度となく、利益を安全より優先してきたが、われわれの調査でそうした行為を終わらせることを目指す」と表明。「インスタグラムや他のソーシャルメディアのプラットフォームで悪影響を受けるリスクから子供やヤングアダルトを守るために必要ないかなる措置もためらわない」と強調した。
州司法長官らは若者の利用を高めるためにメタが活用する技術を調査する。インスタグラムが子供、特に10代の女子に与える影響を巡る社内調査結果が米ウォールストリート・ジャーナルで何度か報じられた後、メタは9月、子供向けインスタグラム創設計画を休止すると発表した。
調査を進めている州にはテキサス、ネブラスカ、マサチューセッツ、カリフォルニア、フロリダ、ケンタッキー、テネシー、ニュージャージー、バーモント州が含まれる。
メタの広報担当アンディ・ストーン氏は「こうした指摘は誤っており、事実に対する深い誤解だ」とした上で、IT業界全体が若者をネット上で守る試練に直面しているとコメントした。
原題:Instagram Probed by States Over Efforts to Lure Young People (1)(抜粋)
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著者:Naomi Nix、Tina Davis
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