FOMCのインフレに関する文言、タカ派色少し強めた-BNYメロン
FOMCがインフレに関する文言を「一過性と予想される」に変えたことは、11月の声明にタカ派色を添えたとバンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)のストラテジスト、ジョン・ベリス氏が指摘した。
- 「150億ドルのテーパリングは予想されていただけに、これでほんの少しだけタカ派色が強まった」
- 市場はまだ大きく動いていないかもしれないが、トレーダーはパウエルFRB議長がインフレとテーパリングのペースをどう詳しく説明するかに注目するだろう
- 「議長がインフレに関する質問にどう対処するか、テーパリングのペースを変える能力に関してどう話すのかが、より重要かもしれない」
◎ドル売りは限定的に、FOMCのテーパリング調整余地で-ウェルズF
FOMC決定で、テーパリングペースを調整する余地を自らに与え、これがドルへの影響を限定的なものにするだろうと、ウェルズ・ファーゴのストラテジスト、エリック・ネルソン氏(ニューヨーク在勤)が指摘した。
- テーパリングは「必要になれば加速できる」
- 「そのことが利上げ観測のハト派的な再評価を限定的にし、ドルをここで支えている」
- 備考:ドルはFOMC決定の発表直後に下落したが、その後は下げを消した
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著者:守護清恵
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