中国、急激な気温低下で暖房シーズン早期到来

石炭先物価格は急上昇、エネルギー危機に拍車

中国の一部地域で気温が急激に低下し、冬場の暖房シーズン入りが早まっている。電力需要が増加し、同国のエネルギー危機が深刻化する恐れがある。

中国気象局によると、同国東部の大半の地域でここ数日、気温がセ氏10度(カ氏50度)余り低下し、内モンゴル自治区や黒竜江省の一部では雪が降り始めた。同気象局は15日、寒波に備えるためレベル4の緊急対応を発動した。

中国の一般炭先物は18日の取引で大幅上昇。同国では冬場を通して住居を暖めるのに、一般的に石炭やガスを用いた地方政府管理の暖房システムが使われている。一部の省がこの暖房提供の開始時期を前倒しする方針を示唆したことが相場に響いた。

地元メディアによると、中国東北部の吉林省では、例年よりも早い10月15日に冬場の暖房供給の作業が開始された。同省は先月、石炭の供給不足による停電に見舞われていた。

鄭州商品取引所の一般炭先物は一時8%高の1トン=1828元(約3万2500円)と、取引時間中の最高値を記録した。

原題:Early Freeze Across China Adds to the Nation’s Energy Crisis(抜粋)

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著者:Dan Murtaugh

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