何度も咳をする姿が放送されたプーチン大統領 放送で「風邪、新型コロナではない」と説明

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ロシアのプーチン大統領は11日、政府高官らとの会議で繰り返し咳(せき)をする姿がテレビで放送されたことを受け、風邪であって新型コロナウイルスに感染したわけではないと説明した。

プーチン大統領は、何度も咳をする姿が映し出された農業に関する政府高官との会議の後、同じく国営テレビで放送された安全保障会議の会合(ビデオ会議形式)で、「心配ない、全て順調だ。新型コロナ感染症(COVID19)だけでなく、他の全ての感染症についてもほとんど毎日検査をしており、全て問題なしだ」と語った。こちらは予告なしの放送だった。

ビデオ会議中のプーチン大統領(10月11日) 

安全保障会議の会合では、マトビエンコ上院議長がプーチン大統領をさえぎってその健康状態を尋ねた。

大統領は安全保障会議の高官らに対し、「外で冷気に当たって活発に動き回っていたが、何も深刻なことは起きていない」とし、「ここにいる全員がワクチン接種済みであると承知しているが、再接種を忘れないように」とブースター(追加)接種にも言及した。

先週69歳の誕生日を迎えたプーチン氏は、スタッフ数十人の感染を公表して先月、自主隔離に入った。大統領自身に症状はなく、2週間後に復帰し、9月29日にはトルコのエルドアン大統領と対面形式で会談した。ただその後は、公の会合はほとんどビデオ会議形式が続いている。 

原題:Putin Says He Has a Cold, Tells Officials It Is Not Covid-19 (1)(抜粋)

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著者:Tony Halpin

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