GMが描く自動運転車部門売上高500億ドルへの道

自動運転の配車サービス実現が計画達成のカギ

米ゼネラル・モーターズ(GM)の自動運転車部門クルーズは、配車事業の売上高が500億ドル(約5兆5600億円)に達する道筋を想定していることを投資家に今週説明する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。4日の株式市場でGMの株価は約3カ月ぶりの大幅高となった。

早ければ来年にも自動運転の配車事業を開始

クルーズのダン・アマン最高経営責任者(CEO)は、早ければ来年にも配車事業を開始する計画のほか、カリフォルニア州規制当局の認可取得を前提に2023年に事業を拡大する可能性もあると明らかにする見込み。

GMは6、7両日、電気自動車や自動運転ソフトウエア、コネクテッド技術分野の強化で同社の売上高が近く拡大し始めると投資家に説明する方針で、クルーズがその中心的な役割を果たす見通しだ。関係者らは匿名を条件に話した。

自動運転の配車サービスが実現すれば、自動運転テクノロジーの開発、および無人走行で規制当局の許可を得るために巨額の資金を費やしてきたクルーズなどの企業にとっては重要な一歩となる。

4日の米株式市場で、GMの株価は一時4.7%高。年初来では、10月1日までの時点で28%上昇。S&P500種株価指数は同期間に16%の値上がり。

GMの広報担当者はクルーズのプレゼンテーションに関してコメントを控えた。

クルーズの車両に食料を積み込む奉仕活動家(サンフランシスコ) 

原題:GM-Backed Cruise Sees Robotaxi Unit Growing Past $50 Billion (2)(抜粋)

 

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著者:David Welch

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