簡単に言えば、あるコンテンツを視聴する場合、すでに同じコンテンツを視聴しているユーザーがいれば、そのユーザーのPCに一時的に保存されているキャッシュからコンテンツを引き出す仕組みだ。後からアクセスするPCはそこからもっとも物理的に近いPCからコンテンツを引き出して視聴する。
通常、コンテンツを視聴する場合、アクセスが集中すると配信速度が遅くなる。が、MistCDNを利用した場合、アクセスが集中するほどコンテンツの配信源となるPCも増えるため、配信速度は向上する。これにより、コンテンツ配信側は膨大なサーバー容量を抱える必要がなくなるほか、視聴する側も快適にコンテンツを閲覧できる。とりわけ、ネット放送など、アクセスが集中しやすいコンテンツにおける利用や、4K、8Kといった大容量、超高精細映像の配信において実力を発揮できそうだ。
サーバー経由のトラフィックを7割削減
実際どれほどの分散効果があるのだろうか。実際にKDDI社内でイベントのライブ配信実験を行ったところ、サーバーを経由したトラフィックを約7割削減することができた。
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