ファーウェイ孟氏帰国出発後、中国カナダ人釈放 突然、解決した米国・中国・カナダの外交的危機

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

華為技術(ファーウェイ)の最高幹部が中国への帰国の途についた後、中国は収監していたカナダ人2人を釈放した。米中加の外交的危機が突然、解決した格好だ。

カナダで逮捕され、米国の身柄引き渡し要請に抵抗していた孟晩舟最高財務責任者(CFO)は3年近くにわたりバンクーバーで自宅軟禁状態にあった。一方、マイケル・スパバ、マイケル・コブリグ両氏は、2018年12月に孟氏が逮捕されてから数日後に拘束され、中国で収監されていた。

バンクーバーの自宅を出る孟晩舟CFO(9月24日) 

孟氏は24日、同氏に対する刑事訴訟を決着させるため米当局と訴追延期合意(DPA)を締結。その数時間後にカナダのブリティッシュコロンビア州上級裁判所は孟氏を解放し、孟氏は帰国のため直ちに空港に向かった。

その直後にカナダのトルドー首相はオタワで記者団に対し、スパバ、コブリグ両氏が24日夜に航空機で帰国の途についたと明らかにした。

原題:China Frees Canadians After Huawei CFO Flies Home, Ending Crisis(抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:ナタリー帯子ピアソン、Danielle Bochove

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事