【産業天気図・ガラス・土石製品】ガラスは後半「晴れ」へ一段改善、電子関連のアジア需要旺盛、ただ回復度は地域でまちまち

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 一方セメントは、1年終始「雨」にとどまりそうだ。

公共投資の削減、民間設備・住宅投資の急減で厳しい環境が続いている。セメントの内需は2009年度4230万トン(推定)と20年前の約半分の水準。10年度も3851万トンと続落する見込みだ。こ

のため業界首位、国内市場占有率35%(推定)の大平洋セメント<5233>は、9月をメドに国内3工場でのセメント生産停止、人員削減など構造改革に踏み切る。大平洋セメントは設備、人員とも23%削減し、11年3月期の営業大幅増益を目指す。業界3位の住友大阪セメント<5232>も工場数は維持するが、設備改良で生産能力を20%削減する。

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