一連の工程で使用される機器や装置のうち、パナソニックはマウンターとスクリーン印刷機を主力で手がけている。マウンターの世界シェアは3割と、業界首位に立つ。
世界における、リフロー炉や検査機も含めた電子部品の実装設備の市場規模は「年間5000~6000億円前後」(複数の業界関係者)。そのうち日本勢のシェアは8割以上に達する。
電子機器の需要増のほか、自動運転などといった自動車の電装化により車載向けのニーズも高まり、市場規模は拡大傾向にある。販売先は、電子機器のサプライチェーンが集積する中国やベトナムなど、日本以外のアジアが7~8割を占める。
“高性能品”を求める声が高まる
九州の玄関口、福岡空港から車で約15分の場所にあるパナソニック福岡事業場。建屋のワンフロアには、最新の実装機が並ぶ試験室がある。
コロナ禍で海外からの主要顧客の来場は減少したが、オンラインでの商談は増え続けている。特に高性能品を求める声が増え、試験室でデモを行いながら顧客とやりとりする意義が高まっている。
顧客の求める技術水準が高まっているのは、電子機器の高機能化が進んでいるからだ。
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