東大生が力説「親子で朝食とると成績上昇」のなぜ 受験生の親に実践してほしい10大ルール
3つ目は「適度に運動させること」です。運動というのは、実は勉強するうえで必要になってくることがあります。ちょっと眠いなとか、ちょっとストレスがたまっちゃったなと考えたときに、軽く運動をして体をほぐし、疲れをためないようにすることも重要なわけですね。適度な休息も必要で、根詰めすぎないようにすることは大切なことです。
4つ目の「毎日同じ時間に風呂に入らせること」も同じ理由です。同じ時間に風呂に入ることで、勉強を継続するための素地ができます。お風呂に入る時間がバラバラだと、そのまま睡眠の時間もバラバラになって、身体が休めなくなってしまうことがあるのです。風呂の時間だけはしっかり決めておいて、受験生が身体を休ませるペースを作れるようにすることで、安定して勉強し続けられるようになるわけですね。
受験は短距離走ではなくマラソン
5つ目は「体調が悪いときは無理させず、休ませること」。ここまででわかってもらったかと思うのですが、受験は短距離走ではなくてマラソンです。早く行きたいところに行くのではなく、遠くに行かなければならないから、長く継続してできるようにならなきゃならないのです。
親の役割は、マラソンをしているわが子に定期的に水をあげて、「大丈夫?」と声をかけてあげることです。馬のように人参をあげるではなく、長く続けられるようにバックアップしてあげることが重要なのです。
6つ目は「リビングはいつでも片付けておくこと」です。質問ですが、みなさんはどこで勉強したり仕事したりしていますか。おそらく大半の人は、自分の部屋と仕事場か学校だと思います。でも、そこだけじゃなくてもいいですよね。ちょっと場所を変えて気分転換をしたりすることも必要なことです。そのときに、リビングが綺麗だと、「あ、ちょっと勉強しようかな」と考えて気分転換の勉強をするスペースとして機能します。
また部屋だと、誰もみていないという状態になってしまいます。人は、集中したいと思ったら誰もみていないところに行くほうがいいと言われています。だからポスターなど視線が気になるものを部屋に貼っておくのはあまり良くないと言われています。
ですが、集中が切れてきたときには、誰かが見ているところのほうが勉強や仕事を継続できるのです。だから長時間頑張ろうと思ったらリビングのほうがいいんですよね。だからリビングをきれいにしておくことはとてもいいことなのだと思います。
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