AIに負けない「武器」としての「デザイン思考」 自分をアップデートするのに必要な思考法
センスやスキルなど「感覚的資産」を数値化する特許技術を生みだした起業家がこのたび、初の著書となる『破壊的イノベーションの起こし方』を上梓した。
入山章栄、一條和生、山本康正、松尾豊、竹中平蔵のそうそうたる各氏も薦める本書より、AIに代替されない人材になるための武器としてのデザイン思考の重要性について、抜粋・編集してお届けする。
入山章栄、一條和生、山本康正、松尾豊、竹中平蔵のそうそうたる各氏も薦める本書より、AIに代替されない人材になるための武器としてのデザイン思考の重要性について、抜粋・編集してお届けする。
あなたはどのタイプか?
今回は、AI時代にこそデザイン思考が必要となる理由について、説明したい。
説明のために、人のタイプを2つの軸で分けよう。1つ目の軸は、ニーズ創造的か、ニーズ従属的かの軸である。ニーズ創造的なタイプというのは、自らニーズ(課題)を発見できる人のことで、ニーズ従属的なタイプとは、外からニーズを明示してもらえないと動けないタイプの人を指す。
2つ目の軸は、ソリューション創造的か、ソリューション従属的か、の軸である。ソリューション創造的なタイプというのは、自らソリューション(解決法)を発見できる人のことで、ソリューション従属的なタイプとは、外からソリューションを明示してもらえないと動けないタイプの人を指す。
これらの軸で人のタイプを分けると4つのタイプに分かれるが、AI時代に求められる人物像を理解するために、そのうちの次の3つのタイプについて特に注目したい。
タイプ①:課題と解決法が与えられた状態で実行できる人
(ニーズ従属的、ソリューション従属的なタイプ)
(ニーズ従属的、ソリューション従属的なタイプ)
タイプ②:与えられた課題を自らの力で解決できる人
(ニーズ従属的、ソリューション創造的なタイプ)
(ニーズ従属的、ソリューション創造的なタイプ)
タイプ③:自ら取り組むべき課題を見つけ解決できる人
(ニーズ創造的、ソリューション創造的なタイプ)
(ニーズ創造的、ソリューション創造的なタイプ)
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