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「姿勢が悪い人」が知らない呼吸という根本問題 「姿勢」と「呼吸」の切っても切れない関係

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  • 大橋 しん 理学療法士、アレクサンダー・テクニーク国際認定教師
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このフレーズは、となえながら数回呼吸をしてみてください。体が前後にゆらいでいくのを感じましょう。

吐く息で体の力が抜けて、吸う息で姿勢が自然と伸びていく感じがしませんか? 私は、人間の呼吸には「姿勢維持装置」の働きがあると考えています。

(イラスト:『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』より

私たちは呼吸をしながら、無意識のうちに姿勢を微妙に修正しています。吐く息で筋肉が「ふんわり」とゆるんでいき、吸う息で背骨が「しっかり」と立って、伸び上がっている。これは決して気のせいではありません。

呼吸には「姿勢維持装置」としての働きがあるにもかかわらず、姿勢が崩れてしまうのはなぜなのでしょうか。それは、呼吸のゆらぎに身を任せることができていないからです。逆に言えば、呼吸のゆらぎに身を任せてさえいれば、基本的にねこ背になることはありません。

姿勢をよくするために「頑張らない」

魔法のフレーズで体を「ふんわり」させると、姿勢が「しっかり」してくる。そのような順番でお伝えしてきましたが、この魔法のフレーズは、1つで「ふんわり」と「しっかり」の両方を実現できる、万能薬のようなフレーズです。

この魔法のフレーズだけで姿勢をメンテナンスしていくことも十分に可能でしょう。そういう意味で、この魔法のフレーズは「とっておき」なのです。

「魔法のフレーズをとなえるときの、コツは何ですか?」

これは、患者さんによく聞かれる質問です。私はいつもこう答えます。

「頑張らないことです!」

そう言うと、みなさんちょっと戸惑った表情をします。だって、姿勢をよくしたいと思って、その努力をするつもりで私のところに来ているわけですから。

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【頑張りは体を緊張させる】

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