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ホンダ「フィット」20周年を機に存在を示せるか モデューロXと20周年記念特別仕様車を投入

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フィットe:HEVモデューロXのリアビュー(写真:本田技研工業)

フィットe:HEVモデューロXは、独自の2モーター式ハイブリッド車で高級グレードの「e:HEVリュクス(LUXE)」をベースに、主に内外装や足まわりをカスタマイズした仕様だ。

外装では、専用のフロントグリルやエアロバンパー、テールゲートスポイラーなどを採用。内装にも専用パーツを数多く施し、ブラック×ボルドーレッドかブラックから選べるインテリアカラー、本革巻きステアリングホイール、本革巻きセレクトレバー、ラックススェードと本革を組み合わせたコンビシートなどを装備する。また、足まわりでは、やはり専用設計のサスペンションや16インチの軽量アルミホイールなどが採用されている。

注目はグリルを採用したエクステリアデザイン

フィットe:HEVモデューロXのフロントフェイス(写真:本田技研工業)

その中でも特徴的なのがフェイスデザインだ。ベースモデルであるリュクスを含む現行フィットのほとんどのグレードでは、フロントにグリルレスのデザインを採用する(クロスターのみグリルがある)。一方、モデューロXはオーソドックスともいえるグリル付きデザインだ。現行フィットのデザインには賛否両論あり、とくにグリルレスにしたフェイスデザインには否定派も多いと聞く。その点、グリルを配したモデューロXのフェイスデザインは、いつもの見慣れたクルマの顔つきという「安心感」のようなものがある。

加えて、どちらかと言えば親しみやすさを感じるベース車のデザインに対し、モデューロXの外装パーツは、スポーティさを強調した造形だ。「走りのホンダ」を好む古くからのファン層に受けそうなデザインといえるだろう。実際、ホンダでもモデューロXの主なターゲット層は、「走りにこだわりが強いクルマ好き層のほか、クルマに人とは違うデザイン性を求める層」だという。幅広い購入層がいるコンパクトカーのジャンルではあるが、より個性的という面では純正デザインよりもはるかにわかりやすい。

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【20周年記念特別仕様車の「カーサ」と「メゾン」】

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