松本人志「バカライター」ツイートに納得できる訳

もはやテレビは世帯視聴率で論じる時代じゃない

「バカライター」という松本人志さんのツイートに込められた今のテレビ視聴率の現実とは?(写真:日刊スポーツ新聞社)

3度にわたる松本人志さんのツイートが、メディアと世間の人々に一石を投じています。

事の発端は、6月14日13時28分のツイート。松本さんは、「キングオブコントの会は内容的にも視聴率的にも大成功でした ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?その指標あんま関係ないねんけど。。。」とつぶやきました。

これは12日に放送された大型コント特番「キングオブコントの会」(TBS系)を「視聴率6.8%」と報じるネットメディアが多かったことに対するツイート。「制作サイドとしては大成功なのに、ネガティブな報じ方をしないでほしい」という不満がにじみ出ていたのです。

また、「松本人志が民放で20年ぶり新作コントを披露」(したにもかかわらず低視聴率だった)というニュアンスの記事があったことも、松本さんや後輩芸人のプライドを傷つけたのではないでしょうか。

「コア視聴率」絡みの3連続ツイート

さらに約6時間後の同日19時14分、松本さんは「補足。コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです。だから。低視聴率みたいなミスリードは番組を観てくれた皆さん。後輩達に申し訳ない気がします。」(※原文ママ)とツイートしました。

コア視聴率とは、民放主要局が掲げる重点ターゲット層の個人視聴率で、対象は日本テレビとフジテレビが13~49歳、TBSが4~49歳。これは「高齢化が進み視聴率全体の数値では50歳以上の割合が大きくなりすぎる」「多くのスポンサーが求める購買意欲の高い層をフィーチャーする」ために導入された基準で、昨春の視聴率調査リニューアルによって一気に浸透しました。

しかし、松本さんの不満はこれだけに留まりません。15日21時37分、「ゴールデン2度目の『相席食堂』視聴率は5.8% 激戦区でリベンジならず」(デイリースポーツ)という記事を引用して、「これぞ勉強不足のバカライター。コア視聴率はしっかりとってる。じゃないと第二弾あるわけない。」とツイートしたのです。

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