ただし、問題はエネルギー。IEA(国際エネルギー機関)が化石燃料への投資は即刻停止せよというレポートを出しましたね。以前は2025年までは需要は増えると言っていたのに、世の風潮に合わせて変えてきた。これは危険です。なぜなら、再生エネルギーがいつまでにどこまで増えるかわからないのに、そうした計算をせずに言っている。ロシアのノヴァク副首相がそんなことをしたら、1バレル200ドルになると警告したが、たしかにリスクが大きいと思う。
一斉に脱炭素に舵を切りすぎて、石油の供給能力が不足してくるのではないかとの懸念が出てきています。そのうちに、脱炭素はコストがかかる、それを吸収するには賃金を下げるか株主利益を削るかだ、というような話になってくるのではないか。今の時点ではまだ1バレル70ドル台で、価格のコントロールができているが、100ドルを超えるような展開になると、問題視されてくる。エネルギーだけが不安材料で、これを除けば、物価はピークアウトに向かうと見ています。
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