堀江貴文社長インタビュー 

堀江貴文社長インタビュー 

インターネットはテレビに次ぐナンバー2のメディアに育った。3年以内にナンバーワンのメディアになる。その時、集客力トップのポータルを持っていることが重要。加えて、ネットと親和性の高い事業をグループ内に抱えることが大切になる。ネットと最も親和性が高い事業が金融。金融サービスはすべてネットに乗る。

ポータルでは、ヤフーや楽天グループなどが今は先を走っているが、普通にやるだけで追い越せる。まずは、ユーザインタフェースでヤフーをパクッて、広告宣伝で押し上げる。パクるという言葉は悪いが、一番親しまれているユーザインタフェースに似せるのはユーザの使い勝手を考えれば当然だ。また、ネットでのキラーコンテンツはブログだと考えている。ブログで誰でもwebが作れる。個人のコンテンツ、日記などはおもしろい。親父の日記があれば誰だって読みたいと思うでしょう。ブログはライブドアのコンテンツで一番力が入っている。

オークションなどもトップにしていく。今はまだまだだが、これも宣伝と価格戦略で巻き返す。宣伝費はかさむだろうが、それ以上に儲かれば問題ない。楽天は意識していないが、ショッピングの仕組みは参考になる。我々はヤフーのインタフェースで仕組みは楽天でいく。

ファイナンスも戦略の一つだ。昨年の株式分割で株主は6万9700人もいる。これはライバルの比ではない。株主はコアユーザでもあり、投資家でもあるインベスタマー。ライブドアの宣伝マンにもなってくれる。分割は株主を増やすためにやった。彼らは株式投資の経験者でもあり、金融事業のコアユーザーにもなりえる。加えて、(昨年の分割とその後の株価高騰で)株式市場でライブドアの知名度も上がった。マーケットで伝説を作ったことで「ライブドアって何?」となった。社名の知名度向上はポータルの知名度向上にも結びついた。ライブドアへの社名変更はこうした狙いもあった。ヤフーもそうだが、社名とポータル名が同じということは重要なこと。ヤフーは意識せずになったが、我々は意識して行った。

インターネットと同じくらい重要視しているもう一つの事業は、ITを活用した企業再生ビジネス。企業を買って、ITを活用してよくして売る。コンサルやシステム構築などもやっていてノウハウはある。どんな会社でもリストラとインターネットの活用でよくすることができる。なるのに、やらない。いらいらする。それは既存の経営者が分かっていないから。だから、僕らが買って、経営者をクビにして、再生する。もう既にそういうことをやっている。コンサルタントもどんどん採用している。(資金は)先日の増資もあるし、実績を作れば資金はどんどん集まる。ファンドも持っているし、そのパフォーマンスも上がってきている。
(山田 雄大 =東洋経済オンライン)

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