新横浜の地下深く、人知れず進む巨大鉄道工事

22年度下期開業「相鉄・東急直通線」現場ルポ

2022年度下期の開業に向けて建設工事が進む相鉄・東急直通線(撮影:尾形文繁)
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東海道新幹線の全列車が停車する新横浜の地下が大きく変貌を遂げつつある。現在、新たな鉄道路線の建設が進行中。完成すれば新幹線の結節点になる。工事を行っているのは独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構、JRTT)である。

かつて国鉄の鉄道建設事業を行っていた日本鉄道建設公団と、運輸施設の効率的な整備を推進する運輸施設整備事業団が統合し、2003年にJRTTが誕生した。

北海道、北陸、九州といった全国の整備新幹線の建設がJRTTの主要業務であることはよく知られている。国の指示に基づき、新幹線のルート策定から環境影響評価、設計、用地取得、工事発注、施工監理に至るまで新幹線建設を一元的に行っている。完成した鉄道施設はJRに貸し出す。その貸付料が今後造られる整備新幹線の建設の財源となる。

まさに佳境「相鉄・東急直通線」

一方で、在来線でもさまざまな大型プロジェクトにかかわってきた。首都圏ではつくばエクスプレス線、成田スカイアクセス線、みなとみらい線などの建設実績がある。

相模鉄道の路線とJR、東急の路線を直通させる神奈川東部方面線もその一つ。2019年11月には相鉄の西谷駅とJR東海道貨物線・横浜羽沢駅付近を結ぶ路線が一足先に完成、新駅の羽沢横浜国大駅も開業し、東海道貨物線から横須賀線、埼京線を経由する形で渋谷、新宿に至る相鉄の都心乗り入れが実現した。

相鉄・JR直通線の開業後も工事が続いているのが、羽沢横浜国大と日吉を結ぶ相鉄・東急直通線の建設である。東急東横線と直通して渋谷、さらに日吉から東急目黒線を経て目黒に乗り入れる。渋谷から東京メトロ副都心線、目黒から東京メトロ南北線、都営三田線と直通する可能性もある。朝ラッシュ時間帯に1時間当たり片道10〜14本、そのほかの時間帯に同4〜6本が運行する。

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