オバマ元米大統領夫人が「番組で高評価」のワケ

Netflix「ワッフルとモチ」は大人でも楽しい!

世界で話題沸騰のNetflixキッズ番組『ワッフルとモチ』。オバマ元米大統領夫人がプロデュースし、自ら出演している(写真:Netflix)
Netflix、Amazon プライム・ビデオ、Huluなど、気づけば世の中にあふれているネット動画配信サービス。時流に乗って利用してみたいけれど、「何を見たらいいかわからない」「配信のオリジナル番組は本当に面白いの?」という読者も多いのではないでしょうか。本記事ではそんな迷える読者のために、テレビ業界に詳しい長谷川朋子氏が「今見るべきネット動画」とその魅力を解説します。

人形劇の常識を覆す「斬新さ」が売り

Netflixで配信中のキッズ番組『ワッフルとモチ』が今、世界で話題沸騰中です。人形を使って子どもたちに食べ物の知的探求心を満たし、フードリテラシーを高めていく内容のもの。オバマ元アメリカ大統領夫妻がプロデュースしています。子ども向けだからといって侮れない番組であることが、人気の理由にあります。

人形劇と言えば、代表格にある『セサミストリート』や20年以上続くEテレの『ざわざわ森のがんこちゃん』などがあります。豊かな表現と愛くるしい人形たちから“学び”を得るキッズ番組の定番です。『ワッフルとモチ』も昔ながらの人形劇であることに違いはありませんが、今まであるようでなかった斬新さを売りにしていることが侮れない番組である理由の1つにあります。

この連載の一覧はこちら

番組の主役は冷凍食品の国からやってきた、おしゃべり好きで好奇心旺盛な“ワッフル”とその相棒の“モチ”。ワッフルは白と水色の配色のふんわりウール素材の人形で、黒いボタンのつぶらな瞳に、耳はワッフル、口の中には2本の歯が生えています。母親はイエティ(=保冷剤)、父親はフローズンワッフルという設定です。相棒のモチはピンク色のベルベットで包まれた一口サイズの“雪見だいふく”のような餅のアイス。ムムーと元気に返事をします。

この2人がシェフになることを目指して、働くことになるスーパーにミシェル・オバマがいます。スーパーの店長という上司役で、そのまま「オバマ夫人」と呼ばれながら本人が出演しています。2人の成長の見守り役であり、全10話の各話、2人が1つの食材を巡る冒険の旅に出て、その食べ物の理解を深めるたびに、その証に“がんばりシール”のごとく“ワッペン”を渡す役割を担います。

次ページ食事体験を見せる演出にこだわっている
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • インフレが日本を救う
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
人材戦略から儲けのからくり<br>まで コンサル全解明

人材の争奪戦が過熱し、年収水準もうなぎ登りに。デジタル化を背景にコンサルティング業界は空前の活況を呈しています。本特集ではコンサル業界の動向やビジネスモデルを徹底解説。コンサル会社を賢く選び、上手に活用していくノウハウを紹介します。

東洋経済education×ICT