ノートの使い方が全然違う「東大生」凄い思考術 理科三類の学生が語るアウトプットの重要性

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縦軸に年号や年代、横軸に場所や国を書いて関連性を整理する(筆者撮影)

これは縦軸に年号や年代、横軸に場所や国を書くことで、その年号でお互いの国や勢力がどのように影響しあっていたのかを整理するノートです。

世界史や日本史で有効なノートであり、このノートを作れば一発でさまざまな国々の関係性を整理することができます。これも、「関連性」を知ることで「アウトプット」を容易にするノートだといえるでしょう。

知識はあってもアウトプット能力がないケースも

いかがでしょうか。私たちはよく「インプットしないとアウトプットできない」と考えがちです。知識量がないからテストで点が取れないとか、理解力がないから頭が悪いとか、そういうことを考えてしまいがちです。

『東大生のノートから学ぶ 天才の思考回路をコピーする方法』(日本能率協会マネジメントセンター)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

ですが、知識があってもそれを応用してアウトプットする能力がないというケースは、よくあることなのです。試験が想定できていなかったり、関連性を覚えていないからすぐに忘れてしまったり。だからこそ、必要なのは「アウトプットを想定したノート作り」なんです。

「後でその知識を使うタイミングが来る」

「その知識をイチから再現しなければならないタイミングが来る」

そういう意識を持ってノートを取ることで、「アウトプット」できるようになる。それが、東大生のノートに共通した特徴なのです。ということで、ぜひ、アウトプットを意識したノートを作ってみてください。

片山 湧斗 東京大学学生(理科三類在学中)

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かたやま ゆうと / Yuto Katayama

岡山県出身。中学生の時に独自のノート術を生み出してから学校の成績が驚くほど向上し、国立大学医学部に合格する。大学時に休学をし、ホテルマン、通訳ガイド、予備校講師、関西でのプロ家庭教師などさまざま社会経験を積む。その間も日常生活で有効的にノート術を活用し、さらなる学力の向上を計画、実行した結果、働きながら日本最高峰の東京大学理科三類(医学部医学科)に合格。現在は東大生でありながら、医学部予備校レユシール、宿泊施設、観光ガイド業などを経営。

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