「コロナで買いだめ」1年間の分析で見えた現実 1年前店頭から消えたトイレットペーパーの今

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前年比伸び率ワーストのほうに目を向けてみると、2月22日週は昨年そのネットの口コミ効果で急伸した麦芽飲料がトップ。前年比は実に3.4%。つまり96.6%減である。

グラフのとおり、体温計とうがい薬が急伸した昨年2月の麦芽飲料は平穏そのもの。それ以降も100%~120%あたりで推移していたが、昨年7月にツイッターでその栄養価の高さが話題になるや、爆発的に売れ出し300%付近まで伸びた。

生産が追いつかず9月末に販売を休止。11月16日に販売を再開するも、今度は300%どころではなく、1000%を突破した。これでは生産が追いつくはずもなく、12月8日に再び販売を休止。予定どおり3月に販売は再開されたので、直前の2月22日週はわずかに残っていた流通在庫が販売されていたということだろう。

8月のうがい薬の急伸は言うまでもなく、吉村洋文・大阪府知事による「うがい薬の成分『ポビドンヨード』で新型コロナウイルス感染症の治療効果が期待できることを確認した」という発言の効果だ。

店頭から消えたトイレットペーパーなどが勢ぞろい

ワースト4位~8位は生理用品、ぬれティッシュ、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、紙おむつと、雑貨が勢ぞろい。

 

対コロナ必需品でも何でもないうえ、在庫はちゃんとあったのに、1年前、買いだめ対象になって店頭から消えた商品ばかりだ。

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