「初対面でWeb会議申し込む人」が迷惑すぎる訳 ZoomやSkypeは相手の時間を奪うと認識すべき
私はOwnPlate(ワンプレート)という新サービスの開発に関わっていましたが、そのソースコードを管理しているGitHubを見ると、私の活動状態が一目でわかります。
プロジェクトに参加したのが3月の中ごろ、そこから徐々にペースを上げ、最低限必要な機能を実装しようとしていた4月いっぱいは、思いっきり働いていることがわかります。5月の頭に少しペースが落ちているのは、その時期、1週間ほどカリフォルニアに旅行していたためです(旅先でもプログラミングはしていましたが、どうしてもペースは落ちます)。
5月に入り再びペースが上がりましたが、4月ほどではないのは、サービスの骨格が完成し、徐々に機能を追加するフェーズに移行したからです。
GitHubにはプロジェクトを横断した私のプログラミング活動を表示する機能もあります。
生産性を可視化することはそれほど難しくない
これはソフトウェアエンジニアの例ですが、他の職種でもツールを使って仕事をするようにすれば、1人ひとりの生産性を可視化するのはそれほど難しくないと思います。
大切なことは、冒頭で書いたように、「監視ツール」や「可視化ツール」を導入するのではなく、仕事そのものにオンラインツール(ソフトウェアエンジニアであれば、Git)を導入し、仕事を(そのツールによって)効率化すると同時に、結果として、生産性を可視化してしまうことです。
例えばカスタマー・サービスの仕事であれば、顧客から来た質問やリクエストに効率よく応えるためのツールを導入し、そのツールを使っていると、自然にサービスを担当している人の生産効率(何件のリクエストを処理し、顧客の満足度はどのくらいだったのか)が可視化されてしまうような仕組みです。
オンラインツールの活用は、ソフトウェア業界を除けばまだ始まったばかりなので、とても伸び代が大きい市場ですし、ビジネス・チャンスもたくさんあると思います。
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