堀江貴文「落ちこぼれが東大合格までにした事」 効率的でラクな「勉強法」なんてものはない
200ページくらいの単語帳だったので、1日見開き2ページを暗記していった。100日で終わる予定だったが、実際は70日くらいで達成した。最終的には1冊まるごとそらんじられるようになっていた。計画を立てて気合を入れれば、これくらい誰でもできるのではないだろうか。
1日のタイムスケジュールも説明すると、24時間のうち10時間は睡眠、食事、お風呂など。残りの14時間はずっと暗記に当てていた。14時間で2ページ。派生語を入れても50行くらいだったので、それくらいは誰でもできるはずだ。ポイントは勉強だと思わないこと。単なる暗記。「仕組み化」「習慣化」を意識しつつ、「自動的に暗記する」だけだ。
暗記をするためには「睡眠」も重要なポイントだ。高校3年の夏休みから大学受験の勉強を始めるとしても、150日以上あるので睡眠を削る必要はまったくない。切迫しているわけでもないのに睡眠時間を削るのは、むしろNGだ。
長期記憶は夢を見ている「レム睡眠のときに定着」するので、しっかり眠らないと入試のときに役に立たないからだ。受験のイメージとして、徹夜と深夜ラジオがあるかもしれないが、そもそも勉強していたらラジオを聞く余裕はないはず。夜はぐっすり眠るだけだ。
「AbemaTV」の東大受験企画を見た人ならわかるかもしれないが、戦略や計画がしっかりしていても、勉強の密度が圧倒的に足りなければ、受かるものも受からない。独学に限界を感じたら、マンツーマンでアドバイスしてくれる人にも頼ってみよう。
プログラミングは実は「簡単」?
「プログラミング」は英語よりも簡単だ。「超絶簡単」といってもいい。一般的な認識では「難しい」と思われているが、実は「簡単」なので、かなりギャップがある。レアな状況で、そこに「チャンス」があると思う。
僕がエンジニアの頃は、ライブラリ(汎用性の高い複数のプログラムを再利用できる形でまとめたもの)から作らなければならなかったので、かなり大変だった。今はすべてのマニュアルがそろっていて、ライブラリも検索し放題だ。
ゼロから作るのではなく、いろいろな技術を「組み合わせる」だけで、何でも簡単に作ることができる。すごく恵まれた環境ということだ。プログラミングを学んでエンジニアになっても仕事があるのかどうか心配している人も多いようだが、現状は「エンジニアが不足」している。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら