宅飲みのおつまみも!「鶏むね肉」の簡単レシピ ヘルシーでコロナ太りしてしまう心配もない

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鶏むね肉を使ったアヒージョも、コロナ禍でのZoom飲みにもおすすめの一品です。

【宅飲みにうれしい!鶏むね肉と彩り野菜のアヒージョ】

材料(2人分)
鶏むね肉の塩糖水漬け1枚
パプリカ(赤・黄。乱切り)各1/2個分
ズッキーニ(厚めの半月切り)1本分
A にんにく(芯と取って2mm厚さに切る)1片分
  赤唐辛子(種を取って輪切り)小1本分
  オリーブ油 約大さじ4

作り方
(1)鶏むね肉の塩糖水漬けは水気をきってペーパータオルでよく拭き、2cm角に切る。

鶏むね肉と彩り野菜のアヒージョ(写真:本書より引用)

(2)小さめのフライパン(直径約20cm)にAを入れて中火にかける。にんにくが色づきはじめたら1を入れ、ときどき返しながら約2分焼く。
(3)パプリカとズッキーニを加えて同様に2~3分焼き、火からおろす。
*火を止めても余熱で加熱が進むので、必ず火からおろしてください。

 砂糖と塩を含ませると保存性が高まり、肉を漬けたまま4~5日保存できます。また雑菌が取り除けるので、臭みも取れます。冷めてもふっくらおいしいのでお弁当にも向いています。

鶏むね肉こそコロナ禍の味方!

『おいしくなって保存もきく! 塩糖水漬けレシピ』(世界文化社)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

おいしく食べる方法が攻略できたところで、再び鶏むね肉に話を戻しましょう。

冒頭でも触れましたが、鶏むね肉は低脂肪以外に体にうれしい成分がたくさんあることがわかってきました。

(1)快眠やストレス軽減を促す「トリプトファン」が豊富。 (2)疲労回復や脳の老化防止効果が期待できる「イミダゾールジペプチド」が豊富。 (3)たんぱく質が豊富だから筋肉増加が見込め、基礎代謝アップ。脂肪が燃焼しやすい身体作りにつながる。

なんだかコロナ禍に困っていたあれやこれやが解決できそう! 鶏むね肉がいかに優秀かわかります。日本では価格の面でも優秀食材のままでいてほしいものですね。

(構成:井伊左千穂)

上田 淳子 料理研究家

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うえだ じゅんこ / Junko Ueda

調理師専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、家庭でも再現しやすいシンプルフレンチや、無理しない「ふだんの食事」をベースに料理家として幅広く活躍する。プライベートではすでに成人した双子の母。子育てと仕事の両立経験を活かしたリアルなレシピが好評。

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