宅飲みのおつまみも!「鶏むね肉」の簡単レシピ ヘルシーでコロナ太りしてしまう心配もない

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塩糖水漬けは古くからある考え方です。かたまり肉をハムにするために漬けるソミュール液や、クリスマスに食べる七面鳥の丸焼きを作るときに漬けるブライン液と同じ考え方です。これらの液をシンプルにしたものが塩糖水です。簡単でおいしいのでぜひ、普段の料理にも取り入れてみてください。

まずは塩糖水漬けの方法をご紹介します。

塩糖水漬けの材料
粗塩 小さじ2/3(約3g)
砂糖 大さじ1/2(約5g)
水 100ml
*鶏むね肉200~300gに対して。(脂肪分の少ない肉や魚全般に効果があります。)

(1)上記の材料をポリ袋に入れて巾着状に上部を寄せ、袋をふって溶かす。

塩糖水でつけた鶏むね肉(写真:本書より引用)

(2)鶏むね肉を入れて全体に液が浸るようにならし、空気を抜いて口を縛り、冷蔵庫で3時間以上おく。

漬け込み作業はこれだけ。こうして漬け込んだものは、あらゆる料理に展開できます。

塩糖水漬けは、あらかじめ薄い塩味がついているので、そのまま食べてもおいしく、最低限の調味で仕上げるため塩分の取りすぎも防げます。実際に塩糖水に漬けた鶏むね肉を使ってさまざまな料理を作ってみましょう。

美味しい鶏しゃぶ料理も作れる

【とろけるような柔らかさに感動!鶏しゃぶ】

材料(2人分)
鶏むね肉の塩糖水漬け1枚
長ねぎ(斜め薄切り)1~2本分
三つ葉(食べやすく切る)1束分
大根、にんじん(ピーラーで薄く削る)各適量
A 昆布1枚(5g)
  水1~1.5ℓ
酒50ml
市販のポン酢しょうゆ、ごまだれ 各適量

作り方
(1)土鍋にAを入れて約15分おき、火にかけて沸かす。

鶏しゃぶ(写真:本書より引用)

(2)鶏むね肉の塩糖水漬けは水気をきってペーパータオルでよく拭き、縦半分に切ってごく薄いそぎ切りにする。
*ペーパータオルで拭いた肉は冷凍庫に1時間ほど入れて、少し凍りかけた状態にすると薄くきれいに切れます。
(3)1の昆布を取り出し、酒を加えて卓上コンロにかける。肉と野菜を入れてさっと火を通し、ポン酢しょうゆやごまだれを少しつけて食べる。

 低脂肪の肉がしっとり仕上がるので、オリーブ油やチーズ、バター、マヨネーズのおいしいコクを少しプラスしてもヘルシーです。

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