現代自動車「アップルカー生産交渉は中断」 現代自側の情報による報道でアップルが激怒
ブルームバーグが2月6日に報道した内容は、アップルは極秘裏にアップルカー計画を進めていたが、現代自動車側の関係者の発言を取り上げてメディアが報道したことにアップル側が不満を示したというものだ。
アップルは現代自動車以外にも、他の自動車メーカーとも交渉を続けているとされてきた。2月3日にCNBC放送は多数の消息筋の話を引用しながら、アップルと現代自動車とのアップルカー生産に関する交渉が最終段階に入ったと報道していた。
「2024年生産開始、初年度10万台」計画
ウォールストリートジャーナル紙は2月5日に両社の交渉がまだ終わっていないと報道したが、それでも現代自動車がアップルに提案した投資金額は30億ドル(約3164億円)以上となると伝えている。現代自動車の子会社である起亜(キア)自動車が持つアメリカ・ジョージア州の工場で、早ければ2024年にアップルカーの生産が始まり、生産初年度には最大10万台のアップルカーを生産する可能性があると付け加えていた。
アップルが自動車市場に進出するという目標を掲げ自動車メーカーと接触したのは、今回が初めてではない。ウォールストリートジャーナル紙によれば、2020年末にアップルは自動車メーカーと接触を開始したという。現代自動車だけではなく、日本のメーカーとも交渉中だと日本メディアが報道していた。
例えば日本経済新聞は2月4日、アップルが日本企業を含めた複数の自動車メーカーにアップルカーの生産を打診していると報道したことがある。また、少なくとも6社程度と交渉中だと明らかにしている。
(韓国「ソウル新聞」2021年2月6、8日)
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